さて、今回も始まりました
『なぜなにグリムガーデン』第2回の更新です!
皆さん、ご機嫌はいかがかな?
私は、前回に引き続き進行役を務める和泉桜子です!
……約2週間のご無沙汰です。
アシスタント兼お手伝いの白雪です
当コーナーでは、以上の2人の進行で、
7月26日発売のPCソフト『グリムガーデンの少女』の
世界観や極秘情報をお伝えしていきます
もし今回が初見という方は、ぜひとも前回も含めて
じっくりと目を通してくれると嬉しいな!
ですです
というわけで、今回このコーナーで紹介するのは、
『ガーデン』と『監督官』という2つの項目だね
この2つの設定は、第1回に紹介した『魔女』と『グリム』と
同じくらい、物語の根幹に関わっているんだ
はあ。『根幹』、ですか……
ぜんぜん関係ありませんが、
絶妙にエロい単語ですね……ふふ、興奮します
い、いやいや!? 本当にぜんぜん関係ないし、
そもそも根幹は別に普通の言葉だからねっ!
……というか君は、いきなり何を言い出すんだ。
つっこみで前説のリズムが狂ったじゃないか……
あ……申しわけありません、和泉さま
白雪は、実は根がいやらしいお手伝いなので、
ついエロワードに反応してしまって……
う、うん……。だから白雪、繰り返すようだけど、
『根幹』はエロワードじゃないからね
たしかに『根』と『幹』で、ちょっと
それっぽい気もするけど……って、いやいや!
私まで何を言っているんだ!?
このコーナーは、本編の設定や世界観を紹介するところであって――
エロワードとか、そういう話は無しでいいのだ!
……いえ、お言葉ですが、和泉さま
白雪が思いますに、エロそのもののをポンと出すより、
日常に紛れ込んだエロを探す方が、求道者としての志が……
いや、だから!? こら、白雪っ!!
30分経過。
ふぅ。というわけで……30分ほど白雪にお説教をして、
ようやく解説に入れるわけだけど
はい、和泉さま。今週もさくさく行きましょう
い、いや……流れを止めまくっている君に言われると、
ちょっと複雑だけど……ともあれ!
まず今日は、『ガーデン』の解説だね!
はい、解説です
【グリムガーデン】
【グリム】発現者――【魔女】のために造られた隔離施設。
【グリム】の発現時、多くの発現者は、自分の【グリム】をコントロールすることができない。
それゆえ、いったんそれまでの生活から切り離され、この施設内にて【グリム】の制御を学ぶことになる。
物語の舞台となるガーデンは、収容されているのが少女のみのため、ごく例外的に擬似的な『学園』形式を採っている。
という感じなんだけど、わかったかな、白雪?
……はい。ガーデンは白雪の職場でもある以上、
それなりに把握していますので
ひとことで言うと、ガーデンとは、グリムを発現させた
『魔女』の収容施設……ということになるのかと
うむ、そうだね。このコーナーをご覧の皆さんも、
そういった感じで理解してもらえればいいと思う
……ああ、あと先週の解説で言い忘れていたけど、
『魔女』というのは、古い英語の『witch』から来ているから
女性だけじゃなくて、男性に対しても言うことがあるんだ。
ちょっと混乱するかもしれないから、念のため
ということは、40代のおっさんでも『魔女』と。
和泉さま、それはとてもエロいですね……
え、エロい? それは、意見がわかれる所だと思うけど……。
ともかく、グリムを発現させた『魔女』はガーデンに収容され
そして施設の中で、グリムのコントロールと、
『魔女』としての、これからの生き方を学ぶことになるんだ
なるほど……。だとすると、
白雪には、とても大きなひとつの疑問が
ん? なんだい、白雪?
私で良ければ、何でも答えるけど
はい、和泉さま。実は白雪も、自分が勤めているガーデンのことしか、
よく知らないもので……
ああ。たしか君は、あまりガーデンの外に出ないそうだしね。
――それで?
えっと、物語の舞台となるガーデンに収容される
『魔女』は、年若い女の子のみ……ということですよね?
ああ、そうだね。収容されているのは、
本来なら学校に通っている年頃の少女のみだ
それゆえ、私達のガーデンは、ごく例外的に、
『学園』という形式をとっていると聞いた
とはいえ世間的には、危険な『魔女』の収容施設だからね。
普段の生活には、かなり厳しい規律もあったりするし……
外での暮らしのように、完全に自由とは言えないけどね。
――で、白雪? 疑問点とは、今のでいいのかな?
……あっ、違います。今のは、ただの前振りで
白雪達のガーデンに、年若い女子が収容されるということは……
それ以外は、一体どこに?
む? それ以外って……、
こことは別のガーデンに、じゃないかな?
っ!? すると――この世の中には、『魔女』となった
40代の男性のみを収容する施設もあるということに……!?
そ、その施設では、ひらひらでマジカルな服を着た40代の男性が、
わらわらと群れをなして生活を――?
うう、それはあまりに、
恐ろしくも、魅惑に満ちた光景だと……っ
いやいや!? 落ち着け、白雪!!
というか、『魔女』と言っても、
別に女装や扮装をしているわけじゃないからねっ!?
単に名称だけのことで、40代の男性も、
普通の収容者として暮らしていると思うよ……?
あ、名称だけ……?
それは、とても安心しました……
しかし一方で、少し寂しい気分です。
ひらひらの服を着た40代のおっさんの群れが、この世の中に存在しないなんて……
……う、うん? そういうこともなくはないと思うけど、
それは『魔女』とは別の問題だしね
まあ、人の趣味はそれぞれだと言うし、
私はとても良いことだと思うよっ!
……っ!?
(何らかの方面へ唐突なフォローが……!?)
さて、次は『監督官』の解説だね
はい、解説ですね
うむ。正確には『保護監督官』といって――、
まあ簡潔に説明すると、次のような感じになるかな
【保護監督官】
【グリムガーデン】において、収容者の指導を行う役職名。
主な役割は、収容者の【グリム】訓練の監督を務めること。
まだ【グリム】の制御ができない収容者を指導するため、【グリム】の暴走に備えて、高いレベルの身体能力と危機対応力が必要とされる。
1人の【保護監督官】が担当する収容者は、3人から5人。
【保護監督官】は、収容者に対して大きな権限を持ち、その生活に関わるすべてを指示し、従わせることができる。
ふむふむ、これが監督官ですか
そうだね。言うなれば、グリム制御のコーチと、
カウンセラーを兼ねたような役割かな?
午前の時間は『教師』役として学園で授業を担当し、
午後になると、訓練室にてグリムの訓練を担当する
このグリムの訓練が、監督官の仕事の中でも、
特に重要とされているようだね
……はて、重要ですか?
うん。収容者のグリムは、日常生活においては、
使用を固く禁止されているんだけど……
訓練の時間にだけ、その制限が弛められるんだ
なるほど、サービスタイムということですね。
実にエロいかと
え、エロ!?
いや白雪、訓練の時間は、別にサービスでもエロくもないからね?
というか、たったこれだけで反応するって、
君はどれだけ妄想たくましいんだ!?
はあ、恐縮です……
いや、たしかに、『ゆるゆる』とか『サービス』とか、
若干いかがわしい感じの言葉ではあるけれど……
って、私まで何を言っているんだ!?
違うんだ。今はそういうことは話すコーナーでは――
落ち着いて、和泉さま。さくさく行きましょう
っ!? また白雪に言われた……!?
ま、まあ、そうだね。えっと、気を取り直して――
この訓練の時間というのは、実際、かなり危険でもあるんだ
一般的に言って、監督官はグリムの制御が
未熟な収容者と間近に接するわけだからね
グリムの暴走に巻き込まれる可能性も充分にあるし、
時には、単に訓練を指導するだけで危機に陥る場合もある
また、収容者がグリムを使って反抗したら、
それを実力で抑えなければならなかったりもする……
ふむふむ……
超常の現象である『グリム』に、
通常の人間が正面から立ち向かうこと――
それは、並大抵のことではできないし、それゆえに、
『監督官』の仕事は、高い能力や技術が必要とされるんだ
……なるほど。
聞けば聞くほど、大変そうなお仕事ですね
だんだん白雪も、監督官というお仕事について、
わかってきたような気がします
うん、それは良かった!
ということで、今日の解説はこの辺りにしておこうか
監督官の仕事は他にも色々あるんだけど、
それはまた、次回以降に紹介するという感じだね!
……はい。よろしくお願いします、和泉さま
さて皆さん、前回に引き続いて、
長々とした解説に付き合ってくれて、本当にありがとう!
皆さま、ありがとうございます
これまでの2回の紹介で、本作『グリムガーデンの少女』を
構成する主要な要素を解説できたと思うので……
次回からは、また違った角度で、
本作の魅力をお伝えしていければと思っている
なので皆さま、今までに引き続き、
このコーナーを見に来てくれると嬉しいな!
……はい。次回からは、和泉さまと白雪の他にも、
ゲストとして他の皆さまにも登場いただく予定となっていますので
ほう、ゲストか。それは楽しみだね、白雪
はい。マンネリや倦怠期を防ぐには、
複数でのプレイが一番とお聞きしたので……
このコーナーをご覧の皆さまも、
ぜひとも、期待してお待ちくださいませ
……う、うむ。なんかまた、さらりと
エロワードをぶっ込まれた気がするけど……ともあれ!
第2回『なぜなにグリムガーデン』、これにてお別れです!
皆さん、次回の次回の更新を楽しみに~!
……皆さま、よろしくお願いします