ラジオをお聞きの皆様、こんにちは。 『らぶらぶすてーしょん!』──略して『ららすて』の メインパーソナリティを務めさせて頂きます空小路織衣と申します。 本日もよろしくお願いします。 |
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アシスタントの揚木千景です。 今回もゆるーくお願いします。 |
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オマケのソラリスです。今回も自重しません。 | |
いきなり嫌なこと言わないで。お願いだから自重して。 | |
“オマケ”という部分にツッコミはなしですか。そうですか。 そういう認識ですか。自分に害が及びそうな所にだけ反応ですか。 現代人類様は刹那的な上に自分自分で困ったものですね。 もっと和を大事にしていただきたいものです。 |
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……今日はまた、面倒な方向にキャラクター振ってるわね。 | |
ぶっちゃけ、その場その場で楽しければいいかなーと。 整合性? こういったラジオ番組には必要ありません。 そんな物はドブに捨てるか、野良犬にでも食べさせてしまえばいいのです。 |
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あなたが一番刹那的じゃない。 | |
しょっぱなからネーム(セリフ)が多いわねぇ。 | |
ネーム言うなー! | |
そういえばカラコちゃん。 前回お願いしていたゲストの手配は済んでいるのかしら? |
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はい。もう既にスタンバイしてもらっています。 ……というか、私達のだべり終わり待ちです。 |
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駄弁(だべ)りとは、たしかに適切な表現ですね。 さすが織衣様、半端無く神経がきめ細やかでいらっしゃる。 |
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こういうのがまさに無駄ね。 はい、それじゃあ早速ゲストをお呼びしましょう。拍手でお迎え下さいー。 |
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…………。 (あ、あの、もう声を出してもいいんですか?) |
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画像がないので伝わっていないと思いますが、 今、ゲストが“喋ってもいいのか?”と 身振り手振りで訴えかけてきております。萌え。 |
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……っ(赤面)。 | |
おっと、真っ赤になってしまいました。 そして、彼女はその顔を羞恥の紅に染めたまま、 おもむろに上着のボタンに手をかけ、1枚1枚、 その身にまとう物を脱ぎ捨て──。 |
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ぬ、脱ぎません!! | |
織衣様に続こうとは思わないのですか? | |
え? お、織衣さん、脱いだんですか? | |
むしろ、脱ぐレベルではありません。 前掛け1丁の金太郎スタイルでしたね。 アレはすごかった。伝説。レジェンドです。 |
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ほあ……そ、そのラジオってえと…… か、過酷なお仕事なんですね。 |
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ええ、リスナーに見えてないのをいいことに織衣様もハッチャけて…… 嗚呼、あの映像は見物でした。録画したものを見ますか? |
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え? あ、あの、い、いいんですか? あ、えと、えと……織衣さん? |
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はい。というわけで今回のゲストは柴咲まるなさんです。 よろしくお願いします。 |
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まるっと残らずスルーだと?! | |
さすがカラコちゃん、順応性が高いわねぇ。 | |
相手にしていたらいつまで経っても先に進みませんし。 | |
く……買ってね★LOVESICK── | |
それも今日は禁止。 それじゃあまるな、今日は一緒にゲストトークや、 作品紹介ページの話をしていきましょうか。 |
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は、はい。 (い、いいのかなぁ…ソラリスさん、すごい寂しそう) |
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うわーん、千景ちゃん! 織衣ちゃんが冷たいよぅ! OS差別だよぉ!(チラリ) |
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ほんと、ソラリスってお茶目さんね★ | |
(あ、今、色々めんどくさくなったなこの人……) | |
↑ですが… 『ゲストトーク』をこじゃれた感じに省略してみたら 『下衆(ゲス)トーク』になってしまってますね。 さあ、どんとこいゲストーク! |
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え? え、えええ? そ、そういわれても── | |
いいですよその羞恥の表情! そのかわいいオシャマなリップからどんなゲス単語が飛び出すのか! ギャップが期待されますね! 想像しただけで萌え! |
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あ、あの…ソラリスさん? そもそも“げす”ってなんですか? |
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………… | |
…………? | |
ゲスとは、私のような下世話なOSの事ですね。 | |
あ、あの、ソラリスさん!? そんな……え、えと、あの、こういう時なんて言うんでしたっけ? えーと、えーと…… |
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? | |
そ、そうです! “自嘲”しないで下さい! | |
うぐ──?! | |
最初に“じちょうしない”って仰ってましたよね?! 自分との約束を守りましょう! |
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ぬぐぐ……?! | |
ソラリスさんは、その、ラジオを面白くしようとわざと悪役とか、 汚れ役といわれるものを買って出てるんですよね! そういうところ、わたし、すごいと思いますっ! |
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見て下さい! これがゲスです! 私が歩くゲスの見本市です! 所詮メメドギバチです! 世界中の皆様、ただいまマジモンのゲスをネット配信してますよ! |
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ソラリスさん?! | |
純粋な瞳に耐えきれず、OSの理性(?)が崩壊したみたいですね。 | |
ふふふ、今日は楽に愉しめて嬉しいわ。 | |
(良い顔してるなぁ…室長…) | |
さてまるな。お仕事しましょうか。 | |
は、はい、そうですね。 ソラリスさん、今回はなにの紹介をするんですか? |
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……“STORY”と“WORLD”です。とゲスリスは具申します。 | |
OSも自信がなくなるとボケのキレが無くなるのね。 | |
(ほんと、この人のひとり勝ちだなぁ…今回) | |
どちらも“FLASH版”で確認できるコンテンツですよね。 詳しく教えてもらってもいいですか? |
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……“STORY”は本作のあらすじの紹介ですね。 選択すれば音声でも読み上げられますので、 是非とも最後まで聞いて頂きたいものです。 |
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“WORLD”は場所の紹介ですよね。 みなさんが場所についてコメントをしてるんですよね。 |
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ええ。場所についての詳細コメントが表示されている状態で キャラクターをクリックすると、コメントがオフになります。 背景をクリックすると全体図に戻りますね。 |
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全部読んでみれば、どんな街なのかわかるかもね。 | |
学園が舞台というだけあって学園関係の場所が多いわね。 | |
私達が住むニーシュも多いですよね。 | |
あ、ひとつ気になったんですけど……いいですか? | |
なにかしら? | |
“保科クリーニング”のところにかいてある、 “腰からぶら下がってる大きいのを蹴り壊した幼馴染み” というのはもしかして……。 |
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ああ、それはもちろん……ねえ。 | |
まるな様。 | |
は、はい? なんですか? | |
全国の紳士淑女なリスナーのために、 今のところをもう一度お願いします。 |
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今のところ? 聞こえにくかったですか? えと“腰からぶら下がってる大きいのを蹴り壊した幼馴染み” ……ですか? |
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“幼馴染み”を抜いて。 | |
“腰からぶら下がってる大きいのを蹴り壊した”……? | |
もっと感情ゆたかに、怒った風に! | |
え? あ、えと──えええと? “腰からぶら下がってる大きいのを蹴り壊すよ!” |
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もっと罵るように! | |
え、えええ? “腰からぶら下がってる大きいのを蹴り壊してやろうか!” |
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今のにこの語尾をつけてもう一度! ディレクター、カンペ! | |
え、えと……? | |
“腰からぶら下がってる大きいのを蹴り壊してやろうか! この豚野郎!” | |
ありがとうございます! | |
あなたちょっとメンテナンス行ってきなさい! | |
ふふ、今日は本当に楽して珍妙なやりとりが見られて嬉しいわ。 | |
あら、そろそろエンディングコーナーね。 なんだか今日は短く感じたわね。 |
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あの……わたし、お仕事できたんでしょうか? | |
ええ、過不足なく。適切でした。 グッ! Σd(>▽<)(←サムズアップ) |
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…ソラリス、あなたどこに行きたいの? | |
持ち主である虎太郎に聞いてください。 OSは持ち主に似ると言うではないですか。 |
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あー、ツッコミたいけど。ちょっと納得しちゃった。 | |
ひ、酷い! そんな、こたろーさんは── | |
“この豚野郎! 靴を舐めろ! いや、お前にはもったいないね! 裏だ! 踵の裏をお舐め!” |
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──とか言って喜ぶ人じゃありませんよ? | |
ありがとうございます! カンペとはいえ感情ゆたかに読み上げて頂き恐悦至極! 重ね重ね、オシャマなリップから放たれたもったいなき お言葉の数々に、リスナーの豚共も喜ぶことでしょう! |
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あの、この番組って……養豚場で流したりするんですか? | |
ええ、ある意味ね。 | |
……この番組、どこに向かってるの? | |
さあ? 面白ければいいんじゃない? |
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ご安心を、一部には大ウケです。 (///▽///)ノ <ゴホウビデス!!! |
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……そうね。わあい、やったぁー。 | |
(あ、織衣さんの目から光が消えた…) | |
さて、本日はこの辺でお別れね。 | |
まるな、ゲストに来てどうだった? | |
はい、お役に立てたかはわかりませんけど…… すごく楽しかったです! また呼んでくださいね! |
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こちらこそお世話になりました。色々。 | |
ふふ、本当にね。 それじゃあカラコちゃん、次回の生け贄── もとい、ゲストの手配もよろしくね。 |
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……もう、突っ込むのも疲れましたけど……わかりました。 | |
それではまるな様。締めをお願いします。 | |
それではみなさん、また次回の『ららすて』をお楽しみに! では! 次回まで──! |
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